NHKの『紅白歌合戦』が仕事納めとなってどれくらいになるだろう。
2、3回抜けたときもあるのだけど1997年からだからぁ、、、かれこれ15年(゜o゜) ! 。。。
31日大晦日、一年の最後を締めくくる“歌の祭典”を、仕事納めとできることに喜びを感じます。NHKスタッフ、出演者含め、最近ではずいぶん顔ぶれも変わりましたが、今でもその中の一員としてこの番組制作に携わることができるのは本当に有り難いことです。 感謝<m(_)m>です。
さて、今年の紅白では、
第一部M12、水森かおりさん「ひとり長良川」
続いてM20、伍代夏子さん「恋ざんげ」
このふたつのシーンを担当させて頂きました。 わたし結構、、、演歌系楽曲の振り付けとステージング、好きなんですよね(^^ゞ
ネットでは、オリコンニュースなどで、映像もすでに公開されている様子なので、ちょっぴりお話しを。。。
水森かおりさんのシーンでは、桂由美さんデザインの美しいドレスが、どこまでも大きくなっていきます。
そのドレスを歌中でしかも舞台上において、上手く美しく広げるのが“水の精”に扮したダンサー10名の仕事。
衣装スタッフ、舞台スタッフ、大道具さん、全てがうまくかみ合わねばなりません(>_<)
「本番では必ず!」という私に、桂由美先生から「お願いしますね。」と、、、硬い握手を交わした以上、失敗するわけにはいきません。
伍代夏子さんのシーンでは、着物に身をまとったAKB48からの4人のメンバーが和の舞を披露、女の情念の表現にトライです(*^^)
大島とは「ハイチオールB」のCM以来の再会、柏木に至っては「BINGO」以来かもしれないな。。。 エッ!? そんなはずない。 そして、初めて会った横山と島崎。
4人とも、振り付けの意味と表現する気持ち、その理解力と吸収力は素晴らしく、頭を抱えるほど短時間しかないリハーサルにも集中して取り組んでくれています。 立派ですょ、確実に成長と進化を続けています。
リハーサル楽屋では、高橋、板野、峯岸がかけよってきてくれて、嬉しい再会を果たしました。
CM撮影以来の小嶋と篠田も目をクルクルさせて、その愛らしさは当時のままです。
河西は卒業の報告を、宮澤はSNHでの意気込みを、本当に短い何分間だけだったけど、、、
彼女たちとなつには言葉は要らない気さえしました(^^ゞ
AKB48、私が言うまでもなくそれぞれのメンバーが本当に頑張っていますね。 ファンの皆さま、これからも応援をよろしくお願いします。
幕が明けたら、舞台ソデで祈るように見守るしかできないのが、わたしの仕事ですが、緊張は出演者よりもドキドキしちゃいます。 本番まで、あともう少し。。。 上手くいきますように。。。 大成功しますように。。。
ではでは、みなさま。
今年一年間、ありがとうございました。
ドリムス。で始まり、NHK紅白で幕を下ろす2012年。
倒れそうになるくらい忙しい時も、吐きそうになるくらい(笑)文字恐怖症にもなった程の作家活動の時期も、皆様の声援に励まされ、乗り越えて来ることができました。
おかげで、ほんのちょっとしたことに幸せを感じる瞬間もたくさんあって、毎日を有意義に過ごすことのできた一年間だったと思います。
来年は、今年長時間かけて制作に取り組んだものがようやく、いくつかカタチになって、皆さまにお披露目できるものがあると思いますので、楽しみにしていてくださいね。
来年もよろしくお願い申し上げます。
みなさま、良いお年をお迎えくださいマセ。。。
来年はさらに、みんなにたくさんの幸せを感じる瞬間がたっくさん訪れますように。
夏まゆみ