謹賀新年

新年☆彡明けましておめでとうございます。

ひたすら必死で、華やかで、目まぐるしい時間は、振り返るとまるで夢だったかのように、あっという間に過去として過ぎ去ってしまうことがある。

早速昨年を振りかえるようだけど、どうしてもしっかりと記憶と感触を残しておきたいから、、、一昨日の『NHK紅白歌合戦』のこと、少しだけお話しさせてね。

ご覧頂きましたでしょうか?二つのシーン(^^ゞ

あの水森かおりさんのシーン。
衣装が綺麗に広がったこと、涙が出るほど嬉しかった(>o<) 衣装テストとリハーサルを幾度となく繰り返しても、フックが引っ掛かってしまって何度も途中で止めたり、広がらなかったり、裏地が見えてしまったり、フリルが綺麗に見えなかったり、かけるフックが違う位置にあったりと、、、中々どうして手ごわくて、うまくいかなくて、何度も繰り返しテストして、何度も何度も繰り返し練習した・・・。 美術さん・大道具さん・衣装さんがたびたび手を加えては修正し、テストしつつ、本番が最も上手くいったこと、成功に終わったことに、ホッとして泣きそうになる。
よかったぁ本当によかったヽ(^o^)ノ 衣装の仕掛けがうまく行き、水森さんが気持ちよく歌い終えて、嬉しい。すごく嬉しい。
この成功のために、何百人という人の睡眠不足と必死と繰り返しと努力が詰まってる。 私に課せられた最大の責任を果たせて良かったよー。。。

写真は、最終的に舞台上で衣装を綺麗に広げるという最大の任務を成功させてくれた“TGDオンディーヌ”のダンサー達です。
優雅に舞いながらも、万が一起こり得る諸々の処理を舞台上で見事に対応してくれた、あけみ・まりこ・あすか・あさみ・かな・ももちゃん・あっちゃん・ゆか・あきの・ももの10人、ありがとう。
業界を代表する紛れもないプロフェッショナルダンサーです。

そして、伍代夏子さんのシーン。
バックでは、AKB48から大島・柏木・横山・島崎が初の和の舞に挑戦してくれました。
出番いっぱいで大忙しのAKBだからね、私に与えられた4人揃ってできる練習時間が1時間もなかった(>_<) そんな中、4人全員が集中してよくがんばってくれました。
何より嬉しかったのは、次の出番も迫っているだろうに次の衣装への早替えの時間も忘れて、出番を終えてもなつのそばに残り、大島が言ってくれた言葉。
「夏先生、ありがとうございました。 この時期にこうして夏先生の指導を受けることができて、また気付かせてくれたこともあって、本当によかったです。 夏先生の指導を受けたことの無い他のメンバーにとっても、すごく勉強になったと思います。」 その表情と瞳はすごくまっすぐで、自分のことも後輩のことも考えた、立派になった証を目の当たりにした嬉しい瞬間でした。

大島優子。。。 彼女は今の言い方で言う2期生(当時はチームK)として、AKBに入ってきました。 最初から歌も踊りもこなす、優等生なイメージが残っています。 当時劇場リハーサルをしている時も、常に冷静で平常心を保っている、どこかクールで、他の泣き虫で甘えん坊なメンバーとは違った、すごく大人な空気感を持っていた印象があります。 実は、紅白の舞台裏では毎年、歌番組の楽屋の通路などで時折、挨拶を交わす程度の機会は何度かあったけど、今回こういった形で再会できて本当によかったと心から思います。 言ってくれた言葉、絶対忘れないょ、ずぅーーーっと応援をし続けるよ、大島(^^) ありがとう。

未だにハロプロなの?AKBなの?といったお言葉を耳にする機会がありますが、
わたしにとって、ハロプロもAKBも、所属プロダクションに関わらず、決して団体ではなく、大好きで、愛おしい、可愛くて仕方ない大切なひとりひとりなのです。

2012年の最後をこの素晴らしいメンバー達と共に過ごせたことは、わたしにとって、とても有意義な有り難い意味のある素敵な締めくくりとなりました。

わたしの好きなもの
太陽 青い空 木々の緑 美味しい空気 シャンパン 蟹 ダンス 自分の夢に向かって努力をし続ける向上心を持ったすべての人

2枚目の写真は、新年カウントダウンの渋谷はスクランブル交差点。 「紅白」の仕事を終えて、打ち上げ&忘年会をした後、通りかかってみました。 上京して30年になるけど、大晦日の渋谷がこんな風になるなんて知らなかった(^o^)/ A Happy New Year!!

みなさま☆
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

夏 まゆみ

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