20年以上に渡る長い年月続けて来た年末仕事納めの『NHK紅白歌合戦』だったけど、
世代の移り変わりか、いよいよお休みを頂けるようになり、
この大晦日と元旦の2日間は、久々に実家の平塚で過ごすことができた。
家族総勢13人・・・私にはこんなにたくさんの家族がいたんだね…(^^)
そう、私は神奈川県平塚市出身。
隠していたわけではないけれど、ずぅーっと昔々木梨憲武さんの番組「木梨ガイド」っていうのがあってね、ゲスト出演した際、その番組はゲストの願いを叶えてくれる番組でね、“ジャガーを運転して江ノ島へドライブしたい“ という私の願いを叶えてくれたの。
江ノ島の海の近くでディスコダンスを踊ったりなんかして、その時一言「嬉しいなぁ…私の実家ここからもうちょっと行ったトコなんですょね〜」なんて言ったせいかどうかは定かではないけれど(笑) それ以来、自分のWikipedia に鎌倉出身って出てた。“ありゃま⁉︎違うよ!“って思ってたケド、そのまま放置してた。
平塚といえば、、、
忘れもしない、昨年末の2019年12月12日
忘れもしない、平塚市中央公民館・大ホール
なんと、平塚市PTA連絡協議会と平塚市中央公民館からお招き頂き90分間の、それも家庭教育講演会たるもので「子どもの能力と魅力を輝かせるには」といったタイトルで講演会を行なったのです。
とてもとても感慨深い1日になったので、いつか絶対記そうと思っていながら、生半可に文字にできないまま年を越してしまいました。
講演会にはずいぶん慣れてきたと思っていたのだけど、その日は朝からド緊張してた。
3ヶ月程前から平塚市内では公民館などでポスターが張り出され、町内会の回覧板などが回り整理券も早いもの順で受け付けていたらしく、内緒にしていた母や兄にもバレたようで(笑)、それでも恥ずかしいやらなにやらで、親を招待することもせずにいたら、どうやらしっかりと並んで整理券を入手した様で、、、。
ステージ上から眺めた景色、700キャパのホールはほぼ埋め尽くされていたように思う。(ほっんと有り難い(๑˃̵ᴗ˂̵) )その下手の前の方に兄とお嫁さんに支えられながら母がいた、いた!いた‼︎
それだけじゃない。高校時代の友人や小中学校の同級生たちも聴講者の中に混じって、“へぇーっあいつが…ねぇ“ って・・・(笑) 当時、決して優等生ではなかったし、目立つ存在ではなかったように思う。それでも、十八歳の時だったか、準ミス平塚(平塚では「七夕の星」と呼ばれる)にも選ばれたっけな…σ(^_^;) それが私が19歳まで居た地元平塚。
講演の内容はといえば、まずはいつも通り、自分の音楽芸能業界での30年の経験から、叱り力や言葉の影響力などを通して、人材育成や人間力のお話をしていきます。
それでも後半、家庭教育ということですから、そのテーマに沿ってお話を。少しずついつもとは変えていきます。それにはどうしても自分の子供の頃のお話をする必要があった。そこで私は小学校と中学校の名前を告げることになります。意外に知らない人がほとんどで、「えーーーーっ」客席内は驚きの声でどよめきが起こりました。そこから仲間意識というのか、地元愛というのか、妙に温かい空気が流れ始め、思わず私は「平塚大好き!平塚ありがとう!」と涙を堪えて口にすることになります。
子供たちへ、
恥をかくことを恐れないこと。
そして、絶対 “好き” をたくさん見つけること。
親御さんたちへ、
観察すること。
“もったいない” を連発すること。
比べないこと。
長所と短所は表裏一体。
社会が変わり、価値観が変わっても、その社会に沿って生きるだけではなく、、、
そんなお話を熱弁しました。
私が生まれた町、
私が育った場所、
私が19歳まで住んでいたところ、
幼少時代から東京から海外に興味を持ってたせいか、、、
東京に住んでからというものたまにしか帰ってこなかった…
成人式にも出席しなかった…
きっとすっかり変わってしまった自分が、戻るということを選ばなかった町。
それでも、57歳になった私をしっかりと迎えてくれました。
地元って、でかいな。
地元って、優しいな。
地元って、、、イイね♪( ´θ`)ノ
家族はもちろんのこと、この私を育んでくれたこの地元に感謝を。
知ってか知らずか、お話を聴きに足を運んでくれた方々、
長蛇の列に並んでまで、この私と直接お話をするのに握手するのに並んでくださった皆さま、
ありがとうございました。
そして、この私を講演会にお招き下さった平塚市中央公民館と平塚市PTA連絡協議会の方々、
当日までのご準備と講演会当日のご配慮下さったスタッフのお一人お一人に、
本当にありがとうございました。
かなり長くなってしまいましたね m(_ _)m
最後になってしまいましたが、、、
新年明けましておめでとうございます。
好きをたくさん持って!
本年もよろしくお願い申し上げます。
夏 まゆみ