いよいよ(๑・̑◡・̑๑)明日に迫りました、
NHK朝ドラ『エール』第一話放送、待ちわびたダンスシーンOA!!
出演者のみんなも待ち遠しかった放送ですが、
実は、このお仕事、
私にとっては、超忙しい昨年夏に始まりました。。。
そんなワケで今回は、
あるひとつの作品が出来上がるまでを皆さんにご紹介しちゃおうかなっ…と思います。
暑い暑い昨年8月の某日、まずは、そう…ロケハンです。
監督さん&助監督さん、カメラさん、照明さん、美術さん等など総勢30名近いスタッフさんと筑波まで。
ここにしようか…
はたまた、こっちにしようか…
ん!ここが良さそうですね。
監督さんの指示のもと、美術スタッフさんがまずはこんな風に図面を起こしてくれます。
そして、たび重なる打合せを経て、あるひとつの街のイメージを作り上げていきます。
それを元に、常に監督の確認を取りながら各所相談を重ね、
音楽の曲尺や編集を考え、舞台設定を決めて、配役を考え、キャステイングなどを進行していき、ダンスリハが始まったのは10月だったっけ・・・
この間、9月には「2020年度前期連続テレビ小説『エール』出演者スタッフ顔合わせ」が行われ、本当に200人もの人が集まり、私も含めその一人一人のご紹介とご挨拶、(ロングランミュージカルでも経験した)無事の撮影を祈ってのお祓いも行われ、身も心も引き締まる想いでリハーサルに突入。
撮影現場は屋外。とてもとても広いので、リハスタジオもなるべく広いところで。木やベンチ、ワゴンカーなどを想定して物を置きつつ練習します。
最初にお仕事をしてからすでに30年以上が経過していて、歌番組などで度々お仕事をさせて頂いているNHKさんですが、今回、なんと!演出・振付のみならず、キャスティングから配役までお任せ頂いたので、自分が信頼するダンサーに声をかけました。
ダンサーとはいっても皆さん優秀な役者さんでもあり、ミュージカル俳優やストリート系の大御所まで(^・^)集まってもらいました。最高で最強のダンサーたち集結!
本来ダンサーではないけれど、CUBERSもしっかりちゃっかり推したょん♪
いよいよ撮影日!本番当日
本番当日の天気予報は曇りのち雨・・・(-.-;) >_< (ToT)前日のリハーサルでも、撮影できるのか否か、みんなヤキモキ…。
ところが当日、みんながスタンバイして撮影が始ると、少しずつ陽が差し込んできました╰(*´︶`*)╯
撮影も無事に終了し、ホッとしたせいか、、、ちょっと泣けてきた… 相変わらず泣き虫ななつです。
歌番組で、いつも夏の振り付けを踊ってくれている安心の頼れるダンサー達です。
今は無くなっちゃったんだけどJAPAN HIP HOP 協会 judge 以来久々の再会、beatくんも引っ張り出しちゃいました(๑˃̵ᴗ˂̵)
今回はCUBERSの9太郎・春斗・綾介の3人です。TAKAと優の2人は撮影本番日には別のお仕事が入っていたのでした…。
プロダンサー20名の後ろで元気いっぱいに踊ってくれたのは東京工業大学ダンスサークルのメンバー30名。
お隣は監督さん。撮影終了後熱い握手を交わしました。ありがとうございます。
この本番日を迎えるまでの何ヶ月かは、本当に大変なこともあったけれど、
撮影を無事に終えることができ、撮影終了後にはこんなにみんなの笑顔が溢れてて、本当に良かったです。
あったかくて、楽しくて、笑顔いっぱいの現場でした。
へへっ(^^)熱く長く語って来ましたが、実はこのダンスシーンたったの1分半なんです…。
そのほんの1分半を創り上げるためにこれだけのスタッフと出演者が時間をかけ心を込める・・・
たくさんの人の熱量があってこそ!!
大好きな出演者一人一人に心から感謝を。。。
主演の窪田くんは、他のシーンの撮影はもちろんのコト、
習い事もたくさん、覚える事もいっぱいある中でも、少しも手を抜くことなく、いつも全力で、しかしながら見事に軽やかに一生懸命踊りに取り組んでくれました。
そして、谷口さん、鹿島さんを始めとする、かげでたくさんたくさん頑張って動いて下さった助監督の皆さん、
音楽編集に何度もわがままを聞いて下さった音響さん、
この素敵な世界を実現してくださった美術さん、照明さん、
力を貸して下さったもっともっとたくさんの数多くのスタッフさん、
自由に作らせてくださった吉田監督、
そして、高木さん、
本当にありがとうございました。
お名前をお一人ずつあげたいくらいですが、明日放送のテロップも注目して頂いて(^-^)
そして、より多くの視聴者の皆さんへ
みぃ〜んなに と ど け ‼︎ エール! \(^0^)/