私の場合…
私、基本的にここでほとんど時事ネタは取り上げないけれど、
今、たくさんの人が語っているSNS上の誹謗中傷については、
すごく他人事と思えなくて、かといって何かできるわけでもないんだけど…
わたしが多くの誹謗中傷を受けたのは人生の中で、2回の波があった。
1度目は、
「ASAYAN」に出演していた頃、
でもこの頃は、SNSもあまり発達しておらず、結構直接的な嫌がらせだったので、単に電車に乗れなくなったり、1人じゃ街を歩けなくなったり、居酒屋さんとかで助手や友人を連れ立って飲むなんてことは、もっての外だった。
でも、これに関してはすでに、随分前になるけれど何かのインタビューかなんかで記事になったことがあるかもしれない。番組上の演出が大きく影響していた…という話。でもそれを話した時、記事の見出しは確か、、、=夏まゆみ 番組のヤラセを告白=みたいな描かれ方をしたっけ…。
当時あの番組を見てくれていた視聴者の全員が私を嫌ったわけではなかったンダ、、、ということは随分後になって知ることになる。
「あの番組を見て僕も頑張ろうと思いました」
「彼女達があれほど辛い思いを乗り越えているのなら、おれにもできる!と奮い立たせてくれた」
「僕にとっても先生ですよ」
(泣ける…)
など、当時中高生だった子が今、三十代後半くらいになって、そんな言葉を伝えてくれるようになったから。
それでも未だ「怖い」「恐い」と、、、‘あたしゃオバケか⁉︎’ みたいなね… (ようやく今だから) 笑
当時はね、、、辛かった
ドラマの嫌われ役を演じる俳優ではなく、あの番組は半ばドキュメンタリー番組として放送されていたモンね。視聴者さんは本当の姿だと思うょね。
あの番組が私の人生を変えたと言っても過言ではないかもしれない。
番組が終わると、その後の仕事先でもどこでも、会う人会う人すべての人に、
私はヤケに ‘私本当はそんな怖くないですよ〜’‘アレは本当の姿ではないんですぅ’
といった具合に、逆に自分をわざわざ作るようになっていた時期があった。
そのままの、ありのままの自分で充分なのに、ヤケに優しさを前面に出そうと、番組で作られてしまった印象を元に戻そうと躍起になっていた時期。
もう自分自身でほんとうの自分が分からなくなった時期、、、結構長かったょ。
2度目は、
モーニング娘。からAKB48に移ったと勘違いされた時、
今程ではないけれど、十分にSNSも確立していたから、それはそれは酷かったなぁ…
もっともひどい憶測が人をまたいで事実みたいになっていく・・・
完全な勘違いなんだけど、それを晴らす機会もなく、だから、後々ようやく自分の著書に書いた。
でもそういう誹謗中傷する人って、わざわざ真実を知ろうと動こうとする人ではないから、未だに多くの人に勘違いされているかもしれないね。
私に醜い言葉をかけるだけでなく、みんながよく知る教え子たちにまで「夏を◯◯せ!」みたいなコメントしていくからメンバーに申し訳なくなるよ( ;∀;)
ひとつ前の投稿「戯言(たわごと)」でも書いたけど、
今まで以上に相手に敬意を払い、尊重し合い、必要とし合うことができるんじゃないかって。。。
情報過多な時代に生きる上で、
何が真実で、何が本物なのか。
決して、ある波にのまれるのではなく、
「同調」に溺れず、
自分は何をしたくて、どうしたいのか、
一人一人が自分自身で考え、判断し、
自らの気持ちで動くことができるようになる・・・
そんな時が来ることを、
それこそ、
そんな人がいっぱいになって
比べず、争わず、
幸せな時代が来ることを、
目に浮かべています。
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戯言(たわごと)
いつもより、空気がなんとなく、澄んで感じた
いつもより、鳥たちのさえずりが心なしか、元気に聴こえた
私ってやっぱりポジティブみたいでね、、、
ん?もちろん、いつもいつの時でも…というワケではないけれど、
そう、
起きるいろんなことに対して一喜一憂してしまう自分ももちろんいます。
だからTwitterやってないんだ〜σ(^_^;)
一喜一憂、その都度呟いていたら・・・感情動きまくっててヤバイじゃん⁉︎・笑
どんなに辛いことがあっても、
どんなに悲しいことがあっても。
悩みに悩み、
涙に明け暮れる日もあるけれど、
突き詰めて、
分析していくと、
最終的にか、結果的にか、
ポジティブな自分に行き着く。
非常事態宣言が出て外出自粛の日々、
大規模イベントの自粛を促された2月末から、かれこれ3ヶ月近く、
95%の仕事は、見合わせ、見送り、延期、キャンセル、中止、、、で、なくなった…。
でも、ポジティブなんですぅ、わたし…
だけど、ポジティブな人って、その発言を発信するタイミング間違えると、
人の気持ちを逆撫でしたり、反感をかってしまったり、
また時として、誤解されたりするから気をつけなくちゃいけないんだけどね…。
お家にいなくちゃいけない!なんて、
こんなこと生まれて初めてだから、
学生以来?
この業界で仕事するようになって35年来初めてだから、
これほど睡眠時間取れるの初めてだから、
なんだか、、、
意外に前向きに捉えている自分がいます。
いつしか終息して、
少しでも元の生活に近い状態に戻ることができた時、
人が少し変わっているような気がするンダ。
人と密に接してはいけない
人との距離を取りましょう
こんなあまりに悲し過ぎることを強制されて何ヶ月も経ったら、、、。
実は今、
わたし、
人が恋しくてたまらない。
家族が愛おしいのはもちろんの事
友人も知り合いもたまたまそこに居合わせた人でさえ。
やがて、
こののち、
人と人が表面ではなくて、
本当の意味で、
求め合い、助け合い、必要とし合うんじゃないか… って。
この経験を積んだ後の私たちはきっと、
今まで以上に相手に敬意を払い、尊重し合い、必要とし合うことができるんじゃないかって。
表面を繕って仲良しのフリをするんじゃなくて、
Face book でいう友達承認じゃなくて、
よく知りもしないまま友達紹介するんじゃなくて、
本当にお互いが求め合う関係ができていくんじゃないか…って
思うンダ。。。
その時のための、今は、
その心を研磨する時なんじゃないかって
想えるのは、
わたしだけかなぁ・・・
人と人が、本気で、
向き合い、
支え合い、
手を取り合って、
自然と、
植物と、
動物たちと、
虫たちとも、
共存できる世界を、
ようやく手にする時が来るんじゃないかと
想って今、
遠くに見える光を
感じています。
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CUBERSのこと
コロナウィルス感染拡大防止のため政府から出されている緊急事態宣言を受けて、私たちエンターテイメント業界はご存知の通り大打撃を受けているワケですが、CUBERSという男の子5人組のちょうど一年前メジャーデビューを果たしたグループも大きな打撃を受けている中のひとつです。
実は、
来たる5月23日には国際フォーラムCホールにて、1日だけのコンサートが開催される予定でした。
これまで150〜400キャパのライブハウスがベースだったけど、ようやく待ちに待った1500人キャパのホールでコンサートができる‼︎
私にとっての喜びはもちろん、メンバーにとっても初のホールコンサートで、来てくれたお客様全員がまた友達連れて観に来たいと思わせるための、次は3000そして5000キャパを目指して、、、といった具合に、次第にキャパ数を広げて行く第一歩となるはずだった…ンですっ。
本来ならば今頃は朝から晩まで一日中スタジオに入り浸って汗だくになってリハーサルをしている頃だろうな…と。
CUBERS公式サイトでも一昨日発表されております。残念ながら、延期日程の目処も立たないまま、今は開催「見合わせ」という・・・宙ぶらりんな感じなんだけど、、、。
さて、
そこで今日は、現在私がクリエイティブディレクターを務めるこのCUBERSについて少しお話ししたいと思います。実際、クリエイティブディレクターとは名ばかりで、求められた時、相談を受けた時にのみ対応するのと、私が彼らにとって必要と思えるスキルアップのためのレッスンをダンスのみならず提供するという立場でしかないんだけどね(^_^;)
ただ、私には、彼らを、要望されている目標値にまで引き上げるという責任がある。
昨年5月に発売されたデビュー曲「メジャーボーイ」の振り付けを担当しました。
それ以降かれこれ1年ということになりますが、今ここに正直な気持ちを書きたいと思います、愛おしいCUBERSのこと、彼らを本物にしたいと本気で考えるから。
オファーを受けて事前に彼らを知るため、昨年3月彼らのライブを観に行った時、まず感じたのは、すでに “出来上がってる感” もうすでに十分パケージ化されてしまって売られるのを待ってる感じ?
(初めて触れるドキドキしたりソワソワしたりする)緊張感や新鮮味や(そのパッケージが破れちゃうかもしれない)怖さとか(グッと胸に突き刺さる)熱さもない… 見事に綺麗に包装されて、後は売られるのを待っている他力本願なイメージ。
のっけからすごいこと言っちゃってるけど、大丈夫かな・・・σ(^_^;)
ここまで出来上がっていて、なぜ今、夏まゆみなのかということが疑問に思えた。
もちろんそのままその疑問は事務所さんレーベルさんに伝えて、お答えも頂きました。メジャーデビューという節目にどうしても・・・と言ったもったいない程のお言葉 m(_ _)m
応えなければという想いで振り付け指導に入り、そんな私の遠慮ない指摘に対して彼らはとても素直に感じ取り、聞き入れ、努力しました。
その流れで’19年夏の東名阪ツアーの監修も任され私の指導は熱を帯びていきます。
期間少し開いて、秋の東名阪ツアーのリハになると、なぁんとなく空気が変わったことを感じます。
彼らは新しいことが好きです。新しいモノに反応する俊敏さは持っている。
それを知ってか?、、マネージャーさんもレーベルさんも毎回シングルを出すたびに新しい作詞作曲家と振付家を用意しているようです。
多分、もうすでに私は新しいものでなくなってしまった感じなのかな〜…。
話は少し飛ぶけれど、
私が、企業向けに度々講演会をする中で、管理者層の方々がお困りで何かにつけて多い相談や質問が、簡単に言ってしまうと「今時の若者たちへの指導の仕方」です。そしていつも答える際に私は「世代で分けて考えるやり方を私はしませんが、、、」と言った枕詞をつけてからお話しするのですが、”今時の若者“ ・・・
まさに、そのワードを使ってしまうとすれば、その言葉を使ったら、それで片付いてしまうのかもしれません…。
吉本印天然素材、KinKi Kids、ジャニーズJr.、モーニング娘。といったこれまで私が手掛けてきたメンバーが持っていたものを彼らは持っていない。持っているのかもしれないけど、明確ではなく、その出し方を知らないのかもしれない。
でも、この業界に生きて、全国区と呼ばれるまでにメジャーになるのであれば、それは一体何か!を知り、持つ必要があると私は思っています。
年齢的にも若さでまぶしいという年代でもなくなっている彼らにとって、もっと魅力ある人間へと彼ら自身が探究心を持って自分自身を磨き上げ、それを継続させなくてはなりません。
そのためにはどうすれば良いか・・・私にとってはそれをひたすら模索する一年でした。
今でも四六時中彼らのことを考えていると言っても過言ではありません。
彼らは本当にとても恵まれていて、提供される音楽は本当に良いのもばかり。私以外にもそれぞれの楽曲に対し若くて優秀な振付師が一生懸命作品づくりに励んでいます。
それで、満足してしまっているのか?
それと同時に進行しているSNS、、、そのSNSの世界で満足してしまっているのか?
毎日のそれはファンの方々と距離が近いがゆえ、時に心身ともに疲弊してしまうのではないか…と少し心配です。
現代社会においてSNSは、発信するとても重要なツールであり欠かせないものとなっていることは確かなのだけれど、
彼らにとって最も大切なのは、歌い踊るパフォーマンスではないのだろうか・・・
声から発する熱量と、
体全身で奏でるダンスと、
そのメロディとリズムが波動を生み、
それを通して膨らむ想いを表現して、
より多くの人に夢や希望、そして力となること!ではないのだろうか・・・
だから私は、ダンスの先生とかダンス振付師という肩書が苦手です。
そのすべてを届けるには絶対に歌が必要と考えるから。歌える振り付けを考えるから。
上の写真は、ボイストレーニングで私が絶大なる信頼を寄せる楊淑美先生。モーニング娘。のミュージカル『LOVEセンチュリー』からのお付き合いです。
長く残すグループを作るのはなかなか難しい時代かもしれないけれど、
彼らの視野を広め、彼らの野心を育てるにはどうしたら良いのかをいつも考えています。
4年のインディーズ活動で得た経験を彼らの中に最も良い形で構築させるにはどうしたら良いか…
タレント気取りにうもれないプライドを持ったアーティストになって欲しいと心から願っています。。。
CUBERSファンの皆さん、
少々厳しいこと言いすぎたかなぁ。。
どうか彼らが本物になるまでずっとずーっと見つめて一緒に育て上げてください。
そして甘やかさず、応援(ちょっと厳しめの(^_-))して下さい。
その応援に彼らは必ず応えるはずです。
そして、
日頃ここにコメントしてくれる事の多い生徒さん達、
こう言った話になると全く反応しなくなっちゃうんだけど、でも明らかにモーニング娘。やAKB48のファンだったりする子もいますょね?笑
そのファン目線?オタク目線?で、応援するグループに望むものや自分の推しに求めるものだったりを、少しくらい上から目線でもいいので、書いてくれたら嬉しいんだけどなぁ…
https://www.youtube.com/watch?v=2DiExpiq2kU
そしてそして、
たまたまここに来てくれた皆さん、
CUBERSのメジャー1st.Albumリード曲『全然今しかない』ミュージックビデオも繰り返し観て見てみて(๑・̑◡・̑๑)
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