「涙の太陽」 それは私が11歳のとき。。。
当時子供ながらに、その鮮烈さと格好良い安西さんを真似して歌い踊ったものです。
その憧れの安西さんと、お仕事でご一緒できたのは、『第36回NHK思い出のメロディ』、今から10年前になります。
歳を重ねてもそのお姿は変わらず素敵で、あの!!「涙の太陽」を今!男女ダンサー14名で飾れることに大きな喜びを感じました。
男性ダンサーにエスコートされて客席から登場するステージングを「せんせっ素敵!ありがと。 カッコいいわぁ!」と大変喜んで下さいました。
とても気に入って下さった様子で、その後は、同じ事務所の若いタレントさん達をなつのスタジオへとご紹介も下さいました。
喜びをまっすぐに言葉にしてお声掛け下さった安西さんの素敵な笑顔、今でも、忘れられません。
まだまだ歌って欲しかったです。 もっともっとご一緒したかったです。
私の安西さんとの思い出の場所、NHKホール。 次にそのステージで振り付けのお仕事をする25日には、ほんの少し目を閉じて思いをはせてみようと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。
『涙の太陽』はぼくでも知っている曲なので、安西マリアさんが亡くなったと聞いて一番最初に思い出したのが、やはり、この曲のことでした。
もっとも、この曲のレコードが発売されたときぼくはまだ生まれていませんでしたから、この曲のことを知った切っ掛けは、懐かしの名曲系のテレビ番組か、もしくは、田中美奈子さんのカバーでだったかも知れません(十年くらい前にメロン記念日もカバーしていたと思いますが)。
ただ、改めて曲や映像を見比べてみると、安西さんの格好良さが際だっているように感じました。
山本リンダさんもそうですが、あの時代は、ああいったタイプの格好良さを重ね備えた女性ヴォーカリストが何人かいたように思います。ぼくはどちらかというと古いタイプの男なので、よけいにそう感じてしまうのかも知れませんが。
人間は強いと感じることもあれば、脆いと感じる場面に遭遇することもあります。大往生を迎える人もいれば、夭折を余儀なくされる人もいます。いつでも会えると思っていた人の突然の訃報を聞かされることも、徐々に増えてきました。
自分もこの年齢で入院・手術をするなど殆ど考えてもいなかったので、突如そういった事態に陥ると、色々と考えてしまいます。いつ、どこでどうなるか判らない人生なのだから、一日一日をもっと大切に、もっと大事に生きていかないと、と。
未だ療養の途上なので、ちょっとナーバスになっているのかも知れませんが(仕事には行けています)。
季節の変わり目です。夏先生、どうかご自愛くださいませ。
☆大塚 正さま
中々難しい内容に対して、とても丁寧なコメントを、ありがとうございます。
何らかの事情で身体を壊し療養を余儀なくされた時、辛かったり淋しかったり孤独を感じたり不安になったりしてしまうけれど、自分の周りに存在するこれまでと違った景色を目にできる気がします。 これまで見えていなかったものも見えてきたり、感じたり、、、そこからも気付くことがあるような、何か学ぶことができるような。。。 あせらず、無理せずですょ! 著書『ダンスの力』 間もなく(4/22)発刊になるはずです。 のんびり読んで下さいな(^^)_旦~~
まだ朝晩の冷え込みは油断なりませんね、気を付けてね。